店舗主任の仕事は進んで売場づくりをしたり、品出し、レジ打ち、事務作業と多岐に渡ります。そんな多忙な業務のなかでも、笑顔で「いらっしゃいませ」は基本中の基本。お客さまが重いものを購入されたときは車のトランクまで運んだり、高いところにある商品は取ってさしあげるなど、小さなことにもできるだけ目配りしています。DCMニコットは高齢のお客さまが多いので、大きな声でゆっくり話すことも心がけています。こちらの応対に「ありがとう」といわれたときは、やっぱりうれしいですね。顔なじみのお客さまに話しかけられて時々おしゃべりすることもありますが、そんなときは知り合いのような親近感が生まれ、ちょっとあったかい気持ちになります。
コロナ禍では消毒とマスクは欠かせませんが、いつも笑顔で店名のニコットらしさをお伝えできればと。長沼店にいらっしゃるお客さまは、商品に関する質問など気軽にしてくださることが多々あり、こちらも張り切ってご説明しています。コロナ前は毎日来店されていたお客さまが週に1度になり、1日千円お買い上げになっていたところ、1週間で1万円とお買い物の傾向も変わってきました。まとめ買いが多くなったぶん売場から商品がなくならないよう補充も気をつけるなど、変化への対応も求められます。DCMニコットは地域密着が魅力ですが、店全体で挑戦しているイメージがあります。たとえば、店舗前に移動販売車を呼べばお客さまが喜び、店の売り上げアップにも。地元の業者さんを含め、地域全体を盛り上げる取り組みがいいですね。
長沼に来たばかりの頃は配達業務もよくあり、一度、お届け先が分からなくなって困ったことがありました。地図を見て理解したつもりでいたのですが、道に迷ってしまい約束の時間も大幅に遅れてしまって。上司に電話してアドバイスをもらいながらなんとか辿り着きましたが、お待ちになっていたお客さまには謝って許してもらいました。焦ったときは余計に混乱するものですが、そんなときには自分から誰かに相談するのがベストです。幸いDCMニコットの職場は困りごとや悩みを相談しやすい気風があり、先輩たちも「期待してるから頑張って」「君ならできる」とか、前向きになれる言葉をかけてくれます。自分も人の失敗を責めるのではなく、その人のいいところを伸ばしてあげられるようになりたいと、周りの先輩たちを見て学んでいます。