商品の仕入れを担当するバイヤーは、お客さまがどんなものを望まれているのか、常に把握していなければなりません。同じDCMニコットの店舗でも山間部と沿岸部ではニーズが異なり、それぞれの地域に適した商品構成が求められます。私自身、農業・漁業のまちでの店舗勤務を経てそこで得られた経験値と、お客さまの「こんな商品がほしい」という生の声が今の仕事に役立っています。休日は他店にも足を運んでトレンドをチェックするなど、時代に即したものを自分なりに分析。さらに、先輩のアドバイスも参考に、広い視野に立ったセレクトを心がけています。そういう意味でバイヤーは目利きでなければなりません。その店ごとの品揃えが充実し、お客さまの暮らしが便利で豊かになる。それを支えていることにやり甲斐を感じます。


生活用品から食品までワンストップでお買い物できるのがDCMニコットのメリットですが、比較的お客さまの年齢層が高いのも特徴のひとつです。たとえば婦人肌着の場合、若い女性なら体にフィットする薄手のものが好まれるのに対し、ご年配の方のニーズはまた違います。ピチッとしたフォルムよりゆったり着られるものが好まれる傾向にあり、そうした肌着を仕入れたところ、これが大好評。バイヤーとしては自信を持って仕入れた商品がドーンと売れると、やはりうれしいですね。今は本社勤務で直接お客さまとふれる機会が少ないのは寂しくもありますが、商品の売れ行き=お客さまの満足は数字に上がってくるので、それを励みに頑張っています。


職業柄か、よそで買い物をしていてもつい商品の質を見極めるのがクセになってしまいました。いいものを選んで長く使うのが今の時代。ちょっと高いけど素材がいいとか、付属品が充実しているとか、商品の価値は値段だけでは決められません。ひとつのことが気になると、二つ、三つと派生して調べるようになり知識もどんどん広がっていきます。それは日常生活で役立つばかりでなく、今の仕事にも直結しています。仕事を通して人としての経験値も豊かになり、お客さまによりいいものをお届けしたいという気持ちが強くなりました。きっと、この職場でなければそうはならなかったと思います。

DCMニコットは若い人がキャリアアップしていける環境が整っています。私の場合、23歳のときパートで入り、その後、正社員に登用。20代で店長を経験し、30代初めには商品部へ異動し現在に至ります。頑張った分、すべて自分に返ってくる。やる気次第で若手にもチャンスがあり、上司や先輩に何でも相談できる風通しのいい職場です。


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